こんにちは。
店長です。
6月と言えば梅雨ですが、最近はとてもすがすがしいお天気が続いていますね。
水温の上がり方は例年より1か月以上早い感じで、すでに20度超えてきました。
さて今回はテンロクケボリです。
今平沢に行くとテンロクケボリがたくさんいます。
このテンロクケボリ、実は前から結構好きな生物なんですよ。
お客様にウケる生物かどうかは怪しいので、普段はそんなに探したりしないのですが、個人的には会うと嬉しい生物です。
テンロクケボリはウミウサギ科という貝の仲間です。
この綺麗な柄は外套膜という膜の色なので、貝殻そのものの色ではありません。
貝殻はもっと地味です。
この貝はいる場所が決まっていて、下記の写真のようなサンゴの仲間に擬態して生息しています。
↑ここには写って無いので探しても無駄です。
探すときは絶対サンゴに触らないようにしてくださいね。
店長と一緒でデリケートなので。
以前某所でもテンロクケボリが多くいた場所が有りましたが、ソフトコーラルがどんどんズタズタになって無くなってしまいました。
ところで最近見たテンロクケボリ、今写真を良く見ると、これタマゴ!?っていうのが写ってました。
写真の上部に写っている赤いツブツブです。
そしてこのツブツブを見て、なぜか懐かしい、甘酸っぱいような記憶が・・・
なんだろう・・・
あ!思い出しました!
そうそう、梅仁丹。
昭和な人しか知らない、仁丹・・・
何だったんでしょうね、仁丹て・・・
薬のような、お菓子のような、不思議な食べ物でした。
話を戻して、これがタマゴかどうか確証はありませんが、恐らくタマゴじゃないかと思います。
そしてもう一つこの写真を見て思ったことが。
気づいた方もいるかもしれませんが、これはテンロクケボリでは無い笑笑
実は貝は詳しくないので、これが何かは良くわかりませんが。
まあ似たような綺麗な貝なので良しとしておきましょう。
↑これはお客様が見つけた移動中のテンロクケボリ。ピンボケしててスミマセン(^^;
このテンロクケボリ、今平沢に行くとたくさん見つかると思いますので、見たい方(余りいないかも?)は是非リクエストしてくださいね~。