スタッフ、インストラクターの紹介

店長 かない あつし

アズールマリノ店長 かない あつし

店長挨拶

アズールマリノ、店長の“かない”です。アズールマリノは2018年で16周年を迎えることができました。これまで本当にたくさんの方々にご利用いただきました。有難うございました。またこれからも、たくさんのお客様と長くダイビングを楽しんでいけたらと思っております。

海中の世界は地上とは何もかも違います。生物の多様性、時には自分の呼吸の音しか聞こえない静かな空間、水中から見上げる日差しの輪郭や白い波、バブルリング・・・。無重力状態でふわふわする感覚や、空を飛ぶように海中の谷間を越えたりすることだってできます。海中世界を知ることで、「人生を2倍楽しむことができる」、そう言えるくらいの経験ができると思います。

しかし、水中世界は本来人間が生存できない世界ですし、そこは水中生物たちの住む世界でもあります。

近年、沖縄などのサンゴ礁は地球環境の変化で大きなダメージを与えています。そこに輪をかけて、ダイバーが水中環境を壊してしまっていることも事実です。水中世界を訪れるためには、私たちダイバーひとりひとりが正しい知識と技術を持ち、謙虚な気持ちでダイビングと言うスポーツを楽しんでいけたらと思います。

ダイビングは経験を積んでいくことで、いろんな事がわかってきます。最初は間違って理解していることも多く、それに後で気づくこともたくさんあります。経験を積んでいくことで本当の意味で理解も深まります。それは自分自身のことで有ったり、海に住む生物のことであったり。

アズールマリノでは、お客様が世界中どこへ行っても困らないように、本物のダイバーになって頂けるようにお手伝いさせていただきます。

自己紹介

趣味:ダイビング以外では、スキー、釣り、サッカー観戦が好きです。海はもちろんですが、山をうろうろするのも好きです。

ダイビングとの関わり:あまり詳しく言うと年がばれますが、子供のころにテレビ番組で海に潜るのを見て、「いつか絶対やる」と思ってました。もう他界されてますが、クストーさんと言う海洋学者さんがいらっしゃいました。その方がテレビに出てダイビングをしているのをよく見ていたような気がします。あとは、「マチャアキ海を行く」と言う番組もやってました。堺 正章さんがナレーションをしていた、海の生物を紹介する番組です。「大人になったら絶対ダイビングやる」と心に決めてました。
ダイビングを実際に始めたのは大人になってからです。個人的に潜りにいったり、当時勤めていた会社にもダイビングクラブが有ったのでそこでも活動していました。
サラリーマン時代にインストラクター資格を取得して、週末はダイビングショップで非常勤として仕事をさせて頂いていました。その後、会社を辞めて2002年にダイビングショップを開業して今に至ります。

好きなダイビング:のんびり、まったりしたダイビングが好きです。でも、個人的に潜るなら激流に入るのも大好きです。知らない場所や、あまり人が入っていない場所に一人で潜るのも好きです。
私はほとんどは伊豆で潜っていますが、海外や沖縄のリゾートなどにも行ってきました。よくお客様から、「どこの海が好きですか?」とか、「どこの海が一番良かったですか?」と聞かれます。リゾート地だと、個人的には西表島やセブ島なんかが好きです。でも、どこが一番好きかと言われれば迷うことなく伊豆の海が好きです。伊豆の海が無かったら、多分この仕事はしてなかったと思います。
伊豆の海には、それはそれは素晴らしい竜宮城のような場所があります。しかし、伊豆でダイビングをした経験のある方の中でも、こういう場所に行ったことのある方は少ないです(実は私自身も、そんな場所が有ることを知ったのはダイビングを始めて随分経ってからです)。そこにお客様をお連れしたときに「わあ!すご~い!」「楽しかった~!」そう言っていただける瞬間が一番嬉しいです。ぜひ一緒に見に行きましょう!

好きな生物:

フタイロハナゴイ

一番好きなサカナはフタイロハナゴイ。それも、伊豆で時々みかける幼魚のころの。グラデーションがとても綺麗で、惚れ惚れしてしまいます。珍しいサカナなので、見れる機会は少ないですが、これがいたらもうそこから動かずにずっと見ていたい、そういうサカナです。

次に好きなサカナはキンギョハナダイ。これもフタイロハナゴイと同じ種類で、よく知らないと同じ魚にしか見えないかも知れません。ほとんどどこにでもいるサカナですが、この魚がいてくれるお陰で伊豆の海はとても華やかになります。よく見ると、目の上に綺麗な紫のラインが入っていて、それがまたとても綺麗です。群れで生活しているのですが、伊豆のいくつかのボートダイビングポイントでは大群が見られます。初心者の方でも普通に行けるような場所もあるので、ダイビングを始めたばかりのお客様を良くお連れします。
次はハタタテハゼ。ちょっと詳しいダイバーの間では、この仲間だとヘルフリッチやアケボノハゼの方が希少価値が高くて人気です。でも、私はハタタテハゼが好きで、ピンとした背びれと、派手すぎない全体の色合いが好きなんです。
他にはカエルアンコウの仲間。私がダイビングにはまったのはこのサカナのせいです。
サカナ以外ではウミウシは全般に好きです。エビの仲間ではアカホシカクレエビが好きですね。見つけると嬉しいです。
そして、ソフトコーラルというサンゴの仲間。初めてソフトコーラルの群生を見た時に、「竜宮城って、これを見てしまった人が言い始めたんだろうな」なんて勝手に思った記憶があります。それくらい素晴らしい景観で、先に触れたキンギョハナダイの大群とソフトコーラルの群生は、それまでの伊豆のダイビングに対する印象も変えてしまいました。

お客様へ:普段お客様と潜る時には、何より安全第一で潜っています。楽しんで頂きたい気持ちと、安全とは相反する場合がたくさんあります。ゲストの方々のスキルや経験を見極めて、無理の無い範囲で楽しんで頂けるよう心がけています。
個人的に好きなダイビングスタイルも有りますが、それよりも、特に初心者の方にはいろいろなダイビングを紹介し、経験していただきながら、ご自身の好きなスタイルを見つけていただけるように心がけています。

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